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2005年 05月 01日
[尼崎脱線事故]1両目にいた久田記者 事故前後を再現
テレビからも新聞からも、次々と続報が流れています。わたしが普段通学に使う路線にも急カーブがあるので、なおさら気になったり心配したり。 JRの怠慢と運転手に課される厳しいノルマ、安全対策のずさんさなどの様々な要因が丁度折り重なってしまった。悪い偶然や必然が折り重なり過ぎたんじゃないかと思います。 犠牲者の方々のご冥福を祈るとともに、この先決してこのような事故が起こることがないことを願います。 これを期に、JRや鉄道会社に限らず安全対策を徹底的に見直すべきだと思います。例えば自動車メーカー、空港会社、バス会社など。輸送機関関連に留まらず、ビルやマンションや飲食店など、挙げればきりがありません。とにかく全部。自分の身の回りのもの全部。 日本中の安全を100パーセント確立することは不可能でしょうけれど、それくらいの気持ちでいた方がいいことは確かです。 歴史が繰り返すのではなく、人が歴史を繰り返させる。所詮他人事と構えていれば、いずれ自分の元に惨事が降りかかる。 この事故を契機に輸送機関関連のニュースが多くなった気がしますが、これは多分今までのが報道されていなかっただけでしょう。一歩間違えれば、運が悪ければ、第二・第三の脱線事故が起こる可能性も高いかもしれない。 こんな状況の中に毎日自分の命を預けていたと思うと、少し怖い気もします。 「人生は無数の偶然に満ちている」、これは写真家・星野道夫の言葉です。 奇跡的にも生き残った人がいて、そのおかげで私たちが事故の様子を少しでも知ることができた。この偶然を偶然で終わらせたくはないのです。「事故があった」という事実だけでなく、今考えていること思っていること、全てを憶えていたい。自分が日々生きている日常の中でふと思い出す、わたしはそんな風にこの事故と付き合って行きたいです。 今日はちょこっと真面目モードで高校生BLOGランキング。
by itsuki258
| 2005-05-01 01:00
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