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2005年 05月 06日
いつか読んだ気がするんだけど肝心の中身はあまり憶えてなくて、断片的なシーンだけおぼろげにイメージできて…そんな本ってありますよね。
わたしが連休中に読んだ本が、これです。確か7,8年前に読んだもの。懐古的な気分になったり、妙な新鮮さに驚いたり。微かな記憶ほど当てにならないものはないですよ、本当に。 ナルニア国ものがたり1 ・ ライオンと魔女 中1の頃を思い出しました。その頃は冒険物やファンタジーに目がなくて、いつも上橋菜穂子の守り人シリーズやネシャン・サーガなどを読んでいました。ファンタジーっていいなぁ。 ルーシィが好きです。あんな妹が欲しい。エドマンドも何だかんだで憎めなくて。可愛いよみんな! 作品全体にただよう暖かさが好きです。 本編とは関係のない話ですが、昔とは読み方が違ってきたなあ、という発見がありました。 あの頃は、本の世界に身をゆだねて夢を見るように読んでいた気がします。今はというと、物語構成や伏線、文章表現などの技法を学ぼう・盗もうという姿勢で読みます。 あの頃と今との違いは、自分で書くことを意識しているかしていないか。本格的に(趣味の範囲内ですが)小説を書き始めたのが中一の終わりだったので、あの頃は書くことへの憧れはあってもやはり完全な読み手だったのです。 どちらがよりよい小説の読み方なのかは分かりませんが、こんなところで自分の変化を実感。 一度昔の読み方に戻って、原点回帰してみるのも面白いかもしれません。 最近は児童文学に惹かれます(高校生BLOGランキング)
by itsuki258
| 2005-05-06 00:07
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